ATMの前に立つと、心の中でちょっとしたウォームアップが始まる。
「今日もやるか」という気持ちと、緊張感が交互に訪れる。
お金を借りる動作は、ただ手を伸ばすだけじゃない。
数字を確認し、返す日を意識し、計画を頭の中でシミュレーションする。
集中力と瞬発力が求められる、意外と頭も体も使う行為だ。
勇気を出して手続きを進める瞬間は、まるでスタートラインに立つ感覚。
「借りる」というアクションに全力を注ぐ自分と、
返す覚悟を胸に抱えた自分が、同時に走り出す。
ATMから離れると、ゴールを一歩先に感じる気がする。
お金を借りることも、計画して返すことも、
全部合わせて一種のスポーツかもしれないと思う。
小さな達成感と、ちょっとの筋肉痛(心のね)を伴って。
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