「すぐに使える」
その言葉に、少し安心してしまうことがある。
手続きも簡単で、
必要なときにすぐ使える。
便利だと思う。
昔よりも、ずっと身近になった気がする。
でも、その“近さ”に少しだけ怖さもある。
本来なら、少し考える時間があったはずのこと。
本当に必要かどうか、
少し立ち止まる時間。
その時間が、短くなっている気がする。
便利さは、迷いを減らしてくれる。
でも同時に、
考える余白も少しずつ削っていく。
気づかないうちに、
「とりあえず使う」という選択が増えていく。
それが積み重なると、
あとから重く感じることもある。
便利さそのものが悪いわけじゃない。
むしろ、正しく使えば助けになる。
だからこそ大事なのは、距離感だと思う。
すぐ使えるからこそ、
少しだけ間を置く。
一度考えてから選ぶ。
それだけで、見え方は変わる。
便利さの中にいると、
そのありがたさも、怖さも、見えにくくなる。
だからときどき、立ち止まる。
それだけでも、十分な対策になる気がする。
便利さに流されるのではなく、
便利さを選ぶ側でいること。
それが、少しだけ大事なことだと思う。
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