夜の街にぽつんと光るATM。
財布を開けると、期待と不安が入り混じった残高が目に映る。
「やっぱり…借りるしかないのか」
手を伸ばすと、指先が微かに震える。
ボタンを押すたびに、胸の奥の緊張が波のように広がる。
数字が増える瞬間、ちょっとした高揚感と、責任の重さを同時に感じる。
借りる勇気と返す覚悟。
それは目に見えないけれど、指先の震えが確かに教えてくれる。
静かな夜の街に、ATMの光が数字と共に心に響く。
ボタンを押し終えた後、少しだけ心が落ち着く。
指の震えはまだ残るけれど、それもまた今日の経験の証。
ATMの前で揺れる指先が語る、静かな夜の物語。
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