限度額という言葉は、やさしい顔をしている。
「ここまでなら大丈夫ですよ」と言ってくれる。
でもその笑顔の奥に、なかなかの重みがある。
画面に表示された数字を見つめる。
使える。
確かに使える。
でも本当に使っていいのかは、また別の話だ。
私の心の中では、すでに会議が始まっている。
楽観的な私が言う。
「まだ余裕あるやん。」
慎重な私が返す。
「余裕と安心は違うで。」
数字は変わらずそこにある。
冷静で、無言で、逃げない。
追い詰めているのは、だいたい自分の焦りだ。
限度額はゴールではない。
マックスまで使うための目標でもない。
それなのに、なぜか挑戦したくなる不思議。
人間の心理はときどき謎だ。
深呼吸して、もう一度考える。
本当に必要か。
今しかないのか。
未来の自分は納得しているか。
今日は一歩引いた。
勝ったのか負けたのかは分からない。
でも少なくとも、衝動には振り回されなかった。
限度額と私の攻防戦は、たぶんこれからも続く。
でもできれば、メンタルではなく計画で向き合いたい。
そう思えた今日は、ちょっとだけ成長している気がする。
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