2026年9月28日月曜日

大手消費者金融5社の金利を比較してみた

 
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「お金を借りるなら、やっぱり金利が気になる」

急な出費で借入を考えたとき、多くの人が最初に見るのが金利ではないでしょうか。ただ、大手消費者金融のサイトを見比べても、「3.0%〜18.0%」のように似た数字が並んでいて、違いがよくわかりません。

そこで今回は、アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・レイクの大手5社について、金利を中心に比較しました。

まずは5社の金利を一覧で比較

会社名実質年率無利息期間
アコム2.4%〜17.9%最大30日(契約日の翌日から)
プロミス2.5%〜18.0%最大30日(借入日の翌日から)
アイフル3.0%〜18.0%最大30日(契約日の翌日から)
SMBCモビット3.0%〜18.0%なし
レイク4.5%〜18.0%最大60日または365日(条件あり)

上限金利は、アコムだけが17.9%で、他の4社は18.0%です。下限金利は、アコムが2.4%で最も低く、レイクの4.5%が最も高くなっています。

「下限金利」より「上限金利」を見るべき理由

金利表示は「2.4%〜17.9%」のように幅があります。安い方の数字に目がいきがちですが、ここには注意が必要です。

初めて利用する場合は、上限金利に近い金利が適用されるのが一般的です。 下限金利に近づくのは、限度額が大きく、利用実績を積んだ人が中心です。

さらに、利息制限法では借入額に応じて上限金利が決まっています。

  • 10万円未満:年20.0%
  • 10万円以上100万円未満:年18.0%
  • 100万円以上:年15.0%

大手5社の上限が18.0%前後なのは、この法律の枠内で設定されているからです。初めて借りる人は、まず上限金利を基準に考えるのが現実的です。

0.1%の差は、実際いくら違う?

アコムだけ上限金利が0.1%低いのですが、実際の利息にどれだけ影響するのかを計算してみました。

30万円を1年間借りた場合(返済せず放置した単純計算)

  • 年17.9%:約53,700円
  • 年18.0%:約54,000円
  • 差額:約300円

10万円を30日間借りた場合(年18.0%)

  • 100,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日 = 約1,479円

正直なところ、0.1%の差は年間で数百円程度です。金利だけで選んでも、大手5社の間で大きな差はつきません。「金利が低いから」という理由だけで決めるのは、あまり効率的ではなさそうです。

金利より効く?「無利息期間」の差

金利の差が小さいなら、利息を左右するのは無利息期間です。

  • アコム・アイフル:契約日の翌日から30日間。契約と借入の間が空くと、その分だけ無利息期間が減ります。
  • プロミス:借入日の翌日から30日間。契約後すぐに借りなくても30日フルで使えます。
  • レイク:Web申込などの条件を満たせば、60日間、または契約額50万円以上で365日間の無利息。
  • SMBCモビット:無利息期間なし。

たとえば30万円を借りて30日以内に返せば、年18.0%の場合で約4,438円の利息がゼロになります(300,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日)。0.1%の金利差とは比べものになりません。

短期間で返せる見込みがあるなら、金利よりも無利息期間で選ぶ方が、利息の節約効果は大きいと言えます。

目的別・こんな人にはこの会社

とにかく金利を少しでも低く抑えたい人
→ 上限・下限ともに最も低い水準のアコム。

契約後、借りるタイミングが決まっていない人
→ 借入日の翌日から無利息が始まるプロミス。

数ヶ月かけて計画的に返す予定の人
→ 条件を満たせば最大365日間無利息のレイク(契約額50万円以上などの条件あり)。

無利息よりも、返済方法やポイントなど使い勝手を重視する人
→ SMBCモビット。無利息期間はありませんが、Web完結で電話連絡なしの手続きができるのが特徴です。

借りる前に知っておきたい注意点

金利や無利息期間の比較は大事ですが、借入はあくまで「返すもの」です。次の点は必ず押さえておきましょう。

  1. 総量規制:消費者金融からの借入総額は、原則として年収の3分の1までです。
  2. 無利息期間を過ぎると通常金利になる:無利息のうちに返済できる金額だけを借りるのが基本です。
  3. 複数社への同時申込は避ける:申込履歴が信用情報に残り、審査に不利になることがあります。
  4. 返済シミュレーションを事前に確認:毎月いくら返せば何ヶ月で完済できるのかを把握してから借りましょう。
  5. 正規の貸金業者か確認:「審査なし」をうたう業者はヤミ金の可能性があります。登録番号は金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで確認できます。

返済が苦しくなりそうなときは、一人で抱え込まず、日本貸金業協会の相談窓口(0570-051-051)や法テラス、消費生活センター(188)などの公的窓口に早めに相談してください。

まとめ

大手消費者金融5社の金利を比較してみると、次のことがわかりました。

  • 上限金利はアコムが17.9%、他の4社は18.0%で、差はわずか0.1%
  • 30万円を1年借りても、その差は約300円程度
  • 初めての利用では上限金利に近い金利になることが多い
  • 実際の利息を左右するのは、金利よりも無利息期間の長さと起算日

「金利が低い会社を選ぼう」と考えがちですが、大手同士なら金利差は小さいのが実情です。自分の返済計画に合わせて、無利息期間や使い勝手まで含めて選ぶのが、賢い比べ方だと思います。

※本記事の金利・条件は執筆時点の情報です。最新の貸付条件は、必ず各社の公式サイトでご確認ください。

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