「急な出費で、まとまったお金が必要になってしまった」
「自分に収入がなくても、キャッシングって使えるの?」
専業主婦の方が、ふとこんな不安を抱えることは珍しくありません。結論からいうと、専業主婦でも条件を満たせばキャッシングを利用できる場合があります。 ただし、パートやアルバイトの方とは、必要な書類や手続きが少し違います。
この記事では、専業主婦がキャッシングを使うときに必要な書類を、できるだけやさしく整理していきます。
専業主婦がキャッシングを使えるかどうかは「どこで借りるか」で変わる
まず知っておきたいのが、借入先の種類によってルールが違うという点です。
消費者金融の場合
消費者金融などの貸金業者には、総量規制というルールがあります。これは、借入総額が原則として「年収の3分の1まで」に制限される仕組みです。
本人に収入がない専業主婦は、このままでは借入ができません。ただし、配偶者貸付という制度があり、配偶者に安定した収入があれば、夫婦の年収を合算した金額の3分の1までの範囲で借りられる場合があります。
ただし、配偶者貸付を扱っている業者は多くありません。申込みの前に、公式サイトなどで「専業主婦・配偶者貸付に対応しているか」を確認しておきましょう。
銀行カードローンの場合
銀行のカードローンは総量規制の対象外です。そのため、専業主婦でも申込みできる商品があります。ただし、多くの場合は「配偶者に安定した収入があること」などの条件が設けられていますし、専業主婦の申込みそのものを受け付けていない商品もあります。
専業主婦のキャッシングで必要になる書類
ここからが本題です。一般的に必要とされる書類を、順番に見ていきましょう。
① 本人確認書類(ほぼ全員に必要)
どのキャッシングでも、申込みには本人確認書類が求められます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証(住所確認のため、追加書類を求められることもあります)
最近は、スマートフォンで書類を撮影して送るだけで手続きが済むところも増えています。有効期限が切れていないか、住所が現住所と一致しているかも、事前にチェックしておくと安心です。
② 配偶者の同意書(配偶者貸付の場合)
配偶者貸付を利用する場合は、配偶者の同意書が必要です。書式は借入先が用意していることが多く、配偶者本人の署名や押印を求められます。
ここで大切なのは、配偶者貸付は配偶者に内緒では利用できないという点です。「家族に知られずに借りたい」という希望とは、相性がよくない制度だと理解しておきましょう。
③ 配偶者の収入を証明する書類(配偶者貸付の場合)
世帯としての返済能力を確認するために、配偶者の収入を証明する書類も必要になります。
- 源泉徴収票
- 給与明細書(直近のもの)
- 住民税決定通知書
- 課税証明書 など
借入先によって、受け付けている書類の種類が違います。どれを提出すればよいかは、申込み時に案内される内容に従ってください。
④ 婚姻関係を証明する書類(配偶者貸付の場合)
配偶者であることを確認するため、次のような書類が求められることがあります。
- 住民票(続柄が記載されたもの)
- 戸籍謄本(または戸籍抄本)
なお、書類の名称や有効期限(発行から○か月以内など)は、借入先ごとに異なります。
書類集めでつまずきやすいポイント
準備に思った以上の時間がかかる
住民票や課税証明書などは、役所で取得する必要があります。平日にしか窓口が開いていない場合もあり、意外と手間がかかります。最近はコンビニ交付に対応している自治体もあるので、マイナンバーカードがあれば活用してみましょう。
書類に不備があると審査が進まない
古い書類を出してしまったり、写真がぼやけていたりすると、再提出になってしまいます。やり直しになると、その分だけ時間がかかります。
「専業主婦OK」の宣伝だけで判断しない
「専業主婦でも申込みOK」とうたっていても、実際には配偶者の収入が条件だったり、配偶者への確認があったりするケースがあります。申込みの条件は、公式サイトの内容を必ず自分の目で確認するようにしましょう。
借りる前に、もう一度立ち止まって考えたいこと
キャッシングは、上手に使えば急な出費を乗り切る手段のひとつになります。一方で、専業主婦の場合は、返済に使えるのが配偶者の収入や家計から出るお金になるという点を、忘れないようにしたいところです。
借りる前に、次のことを考えてみてください。
- 毎月の返済額を、家計から無理なく出せるか
- 本当にキャッシングでなければ解決できないのか
- 配偶者や家族に相談できないか
- 借りる金額は必要最低限に抑えられているか
「借りる」と決めるのは簡単でも、返していくのは何か月、何年と続きます。少しでも不安があるなら、金額を減らしたり、別の方法を探したりするのも大切な選択です。
返済や借入で困ったときの相談先
もし返済が苦しくなってしまったら、ひとりで抱え込まないでください。次のような公的な窓口があります。
- 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
- 法テラス(日本司法支援センター)
- お住まいの自治体の消費生活センター
早めに相談すれば、選べる道が広がります。
まとめ
専業主婦がキャッシングを使う際のポイントを整理します。
- 本人確認書類は、どの借入先でも基本的に必要
- 消費者金融では、配偶者貸付を利用する場合に「配偶者の同意書」「配偶者の収入証明書」「婚姻関係を証明する書類」が必要になることがある
- 銀行カードローンは、商品ごとに条件が違うため、公式サイトで確認が必要
- 配偶者に内緒での利用は難しい場合が多い
- 借りる前に、返済計画を立てておくことが何より大切
必要な書類は、借入先や時期によって変わることがあります。申込みの際は、最新の情報を各社の公式サイトで確認してください。
最後に、この記事はキャッシングをおすすめするものではなく、借りる前に知っておきたい情報をまとめたものです。ご利用は計画的にお願いします。
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